山のちいさな村に住む「ぐつ」という名前の男の子がいました。
「ぐつ」は、おばあさんにおつかいを頼まれ、おつかい先ではじめて「だんご」を食べてびっくり! だって、「あまくて からくて おいしくて」
「もう一度食べたい!」と思った「ぐつ」は、家に帰っておばあちゃんにつくってもらおうと思いました。
そのため、おいしかった「だんご」の名前を忘れないように、家に帰るまで「だんご だんご」と覚えて歩いていきました。
ところが、帰る途中の小川を「どっこいしょ」ととびこえた拍子に!?
何年か前に、中学3年生の家庭科の授業で「絵本」について話をすることがあり、その時に選んだ絵本の中に「だんご どっこいしょ」がありました。
最後の場面で中学生から「クスッ」と笑いが・・・。
絵本は世代を超えて楽しめるもの、親しみやすい民話絵本、親子で楽しんでください。
出典
『だんごどっこいしょ』(子どもがはじめてであう民話)
作 :大川 悦生
絵 :長谷川 知子
出版:ポプラ社